治癒へのステップ

腰が痛い、膝が痛い、肩が痛いなど、年齢とともに身体のあちらこちらが痛みますよね。
そんな時、最近よくこんなことを聞かれた方、いらっしゃいませんか?

「もう、年だからね~、しょうがないよ。」

確かに、年齢と共に身体のあちらこちらが痛くなってきます。
もちろん、年とともに骨の変形もおこってくることもあります。
でも、多くの場合は、
「年とともに身体を使わなくなったから痛くなっているだけで、また身体が動くようになったら痛みなんか大丈夫です。」
痛みの原因は、身体を使わない生活習慣によって、身体のあちこちが動くことをさぼっているからであり、決して年齢だけのせいではないです。
つまり、どれだけ年齢を重ねていても、身体がどんどん動くようになってくると、痛みはどんどん軽減してくるのです。
また、昔のように歩くことができるようになったりもできるのです!!
「その痛み、あきらめないでください!」
ただ、注意しないといけないこともあります。

それは「身体はすぐに楽をしようとするということです。

だから、身体が動き始めたとき、痛みがどんどん少なくなってきても、治療を続けて身体を動かし続けないと、身体はすぐに楽をしてさぼろうとしてあちこちにまた痛みをだしてきます。
「じゃあ、いつまで続けたらいいの?」
それは、人によっていろいろです。

初診時に、問診、検査、カウンセリングをしていく中で、お一人お一人に最善の治療計画を提示させていただいております。
早ければ、2~3回で痛みが楽にになることもありますが、根本的な原因が改善していなければ、また、元に戻ってしまいます。

根本原因を改善するには、症状によっては半年以上かかる場合もあります。

でも、それは、痛み始めたお身体をがまんしていた期間が人によってまちまちですので、ひとそれぞれの人生の生き様がありますので一概に何回で治りますとは言えないのです。
申し訳ありません。
でも、必ず、身体は良くなる方向へ動いていきます。
これは信じてください。

身体の改善は、峠道を荷車押しながら歩くようなものです。
峠の上の方にさしかかってくると、痛みもやわらいで「もう治ったぞー!」って気持ちになるのですが、峠を越えるまで油断してはいけません。
ここで油断して休憩してしまうと、今まで押してきた荷車がもときた坂道をどんどん下っていってしまうからです。

峠を越えてしまえば、もとの道にはもどらないですから、痛みが消えてももう少し、身体がその動きを記憶してくれるまで(峠を越えるまで)頑張ってリハビリを続けてください。
「リハビリは、信じて頑張った人だけに、必ずご褒美がもらえるのです。」
途中、痛みがなかなか軽減しない時期にめげてしまいがちになることもありますが、こちらがお願いしたペースでご来院いただければ、必ずよくなると信じています。

一緒に治していきましょう。
当院では、さまざまな症状に対応させていただいております。
お困りのことがありましたら、ぜひ当院まで、ご相談ください。