ベルト電極式骨格筋電気刺激法(EMS)

ベルト電極式骨格筋電気刺激法(EMS)とは

有酸素運動と筋力トレーニングをおこない、最も重要な「下肢全体」を運動し飛躍的に運動効果を向上させます。
寝転んだ状態でベルト状の電極を足に巻きつけて電気を筒状に流すことで、表面だけでなく立体的に下肢全体の筋肉運動をおこないます。
ベルトの面積も広く電位分布が分散するため痛みもなく(個人差によります)、施術を受けていただけます。
下肢全体のイメージ図

体幹の筋肉が衰えやすい時代

デスクワークや在宅ワークなどで身体を動かす機会が減っています。
座り続けると、体幹の筋肉が短縮して硬くなってしまい、筋肉に栄養を与える毛細血管をも圧迫し、力が出しにくくなってきます。

筋肉はゴムのように伸びている状態から縮むことで力を発揮します。
この体幹の筋肉が10cm縮むことで力をだし、安定して立つ歩くなどできていたとしたら、座りづづけることで下肢の筋肉が縮んで硬くなり5cmほどしか縮められなくなると、立つ力・歩く力も半分に落ちてしまいます。

体幹部分
EMS治療は主に上記画像の範囲の硬くなった筋肉に刺激を加え血流を改善することで、本来の半分しか出せなかった力を100%に近づけるよう取り組みます。
筋肉の改善は、刺激の「回数」、「時間」、「強度」を増やすことで改善します。

下半身を鍛えることで得られる健康寿命

人間の筋肉の約70%は下半身にあります。鍛えることによって55歳から衰え出す筋力の寿命を延ばすことが可能になります。
55歳からの筋力低下
運動をしない人、運動ができない人に長く健康寿命を保ってもらうことで近年寿命が長くなっている世の中を元気に乗り越えていける筋力をつけていけます。
何歳になっても自分の足で歩いて生活を続けたいものですね。

CT検査で確認できる筋肉の増加

CT検査で確認できる筋肉の増加
開始から8ヶ月で筋肉の量が確実に増えていることがCT検査からもわかります。

EMS刺激を1回するだけでは筋力強化はできませんが、血流を改善することで本来持っている筋力を100%に近づけるようにする効果があります。

繰り返し刺激を加えることで、だんだん力が出やすくなります。
筋肉を効果的に成長させるためには、2回/週以上の刺激をすることで、速くて3か月、通常でも半年以上の期間を必要とします。

EMSの効果をあげるには、血流がよくなった筋肉を日常生活で使用することで筋肉に刺激を与え成長を促すことがオススメです。

「痛み」「疾患」「低体力」などで運動をできない方に

☑️膝や腰に痛みのある方
☑️骨折後身体に負荷を掛けられない
☑️病気のため運動制限のかかっている
☑️高齢で運動が難しい
☑️麻痺などがあり動かしづらい

上記の内容に該当する方や、重度な心臓病やギラン・バレー症候群の方など、そのような状態でも筋力を維持し運動の代用をおこなえます。

身体に合わせたモードがあります

「有酸素運動モード(10分)」「筋トレモード(10分)」と「サーキットモード(20分)」があります。
⚫︎「有酸素運動モード」は衰えた体幹の筋肉本来の力を100%に戻すモードです。
硬くなった筋肉を刺激しながら血流を改善し、筋肉の柔軟性を高めながら本来の力を回復させていきます。
⚫︎「筋トレモード」は衰えた体幹の筋肉を強化増強するモードです。
スクワットを連続して実施するのと同じ効果が得られます。
硬くなった筋肉にアプローチしても効果が薄いので、「筋トレモード」を選択する前に「有酸素運動モード」を1クール(8回)以上した後に選択することをオススメします。
⚫︎「サーキットモード」は「有酸素運動+筋トレ」効果のあるものになり、より集中的に体幹の筋肉の力を回復させたい、または成長させたい方向けのコースです。
有酸素運動モードと筋トレモードを2分を20分間交互に行います。

患者様の声

階段の上り下りが手すりなしでできるようになりました

患者様の声

サーキットモードで足が上がるようになりました

患者様の声