院長プロフィール

治療家人生のスタート

私は名古屋から大学進学で関西に移り、就職も3男ということで関西を選択しました。
しかし、その就職先はきつく、この業界に入るまで10年間、今でいうブラック企業といわれる商社に勤務してました。

残業は毎月に100～200時間という状態が続き、身も心もボロボロに・・・。

そして結婚を機に、「このままではあかん！」と新たな人生のスタートを決意しました。
その時ひとつだけ、どうしても心から譲れないものがありました。
それは、
『今度こそ「ありがとう」と、喜んでもらえる仕事がしたい』と・・・。

そして、今の仕事に出会うもう一つの背景があります。
私は、小学年では野球を、中学ではバスケットボール、そして高校からラグビーにはまり、多々の外傷を受けつつも、整骨院に通いながら社会人になってもラグビーを楽しんできました。
が、ついに２８歳の秋、腰を強打したことにより走れなくなり現役をしりぞくことに。
そしてこの怪我こそが、私をこの業界へ導いてくれた先生との出会いになりました。
これが私の恩師との出会いであり、私の治療家人生のスタートなのです。

結婚を機に、師匠に、この世界に入りたいと相談したときは、「すぐにはなれないから生活が大変だから辞めとけ」と反対されたのですが、「もう辞表だしちゃいました」といって、押しかけて弟子にしてもらいました。

その後商社を退職し、朝から夕方までは大阪市内の師匠の治療所で丁稚奉公をしながら夜は整骨院の専門学校で勉強し、さらに帰宅してからは国家試験の勉強。

僕だけでなく、家族全員で頑張った時期でした。
その間に子供も生まれ、この南茨木の街に根を張る覚悟ができた証として、この町で開業することを決め、国家試験の合格発表前にテナントを契約。

我ながら、思い切ったことをしたと今は思います(笑)

ＢＣトータルバランスシステムとの出会い

思いおこせば、現役時代は「なぜ自分はこんなに故障をするのだろう？」などとよく考えたものです。 それは、施術業界に入っても同じでした。「なぜ同じ練習メニューなのに怪我をする子としない子がいるのだろう。」と。

そして、ようやくその答えを解決する施術法と出会います。それが、ＢＣトータルバランスシステムです。
この施術をするようになってから、驚いたのは各種スポーツそのものの練習をしなくても、自分の競技能力がいつの間にか上がっていることです。
人間がすることには必ず動きの基本があり、その本質を体現できれば、全てのスポーツに通ずるものです。
なんでも練習は形から入りますが、形ばかりを気にしていては本質は見えてきません。また、筋力をつけたから良いというものでもありません。
それを知ったときに、私が抱えていた問題が一気に解決されました。この感覚をもって、あの頃に戻れたら私はもっと有名選手になれていたかもしれません（笑）
しかし当時の私がそれを知らなくて苦しんだことは、今この仕事をしていく上で必要な感覚でもあり、それが私の宿命なのかもしれません。

はじめからその感覚を持った人には、それができない人の感覚や気持ちは理解できません。
また、はじめからそれができている人は、スランプに陥った時にどう対処すればいいのかも分からず、苦しむことも多々見受けられます。
正しい感覚の反復練習を積み重ねた人は、スランプを最短で切り抜ける修正能力があります。
それは日常生活を正しい感覚で送ることで育まれます。

実はスポーツは日常生活の延長線上にあるもので日常生活がきちんと送れなくては、スポーツができるはずもありません。
以上の考えに基づき、私はご年配の方から若年層まで正しいバランス感覚でケガや故障のない楽しい生活をご提供していけるよう取り組んでまいりました。

ぜひあなたも正しい感覚を体感してみませんか。
そして歪みのない健康な身体を手にいれましょう。