腰椎分離症・分離すべり症とは

茨木市 なかはら整骨院 スポーツ腰椎分離症・分離すべり症の多くは、身体が柔らかい中学生ごろに、ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。
この症状は「ケガ」のように1回のある動作が原因で起こるのではなく、スポーツの練習などで腰椎を繰り返し反らしたり回したりすることで起こります。
一般の人でも5%程度の方に分離症がみられますが、スポーツ選手では30~40%の人に分離症がみられるくらい多い症例です。
分離症の多くは10歳代で起こりますが、それが原因となってその後徐々に進行していったものが「分離すべり症」です。

症状が出やすい体形

体形的な特徴として、反り腰出尻の選手に多くみられます。
運動時に腹圧がかかりにくく、上半身と下半身の動きの連動性がとれないため、上半身と下半身をつなぐ腰部の筋に継続的な力みが生じ、負荷が増加するからです。

症状を改善させるには、呼吸法を含めた体幹の可動性の向上をはかっていく必要があります。