春分「しゅんぶん」

太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間の長さがほぼ同じになる春分「しゅんぶん」、出会いと別れの節を迎え、大きな節目となる時期です。
旬の食材では、ウド、グリンピース、タラの芽、シラス、桜エビなどがあり、植物では、モクレンの白い花を咲かせ、野原ではツクシが土から顔を出しヒバリが鳴きながら空高く舞い上がります。暖かい日が多くなり、いよいよ春を迎えますが、イライラが多くなってくるのもこの時期です。みなぎる陽気、春のエネルギーをコントロールし、感情を和らげ心と身体を同調させるよう心がけることが大切です。胃腸の調子を整え、ストレスを発散し、明るく元気な毎日を送りましょう。きのこは、血を綺麗にして血行を良くしてくれますので、疲れたときは有効です。消化不良には、緑黄色野菜を多めに食べると良いでしょう。

地球が太陽の周りを一周する365.24日を一年としている。
旧暦=太陰太陽暦
月(太陰)の満ち欠けを基準とした一年は354日、太陽が示す一年は365日と約11日もズレが生じる。そこで、正しい季節を知るために、太陽が示す一年を二十四分割し、「二十四節気」や「七十二候」とし、月が示す日付と太陽が示す季節を組み合わせたものが、「太陰太陽歴」=「旧暦」だ。

次は、清明「せいめい」です。草木が芽生え、花が咲き、蝶が舞い春本番を迎えます。

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